※エックス隊長がレイープされてます。ダメな人は読んじゃイカンです。※
※でも最後はゼロックスですよ※












-THE WORDS TO MY HEART & AMOR-

「うおっ・・・出る出る・・・!!」
裏返った声で最後の一人が俺の顔に己の欲を吐き出す。
殴られた顔は紫に晴れ上がり。
髪は疑似精液でべとべとで。
口の中は油の味が広がり。
アナルからも白い欲望が溢れ出る。

ギガンティスからの一件以来、俺は新しく作られたこのアーマーがお気に入りで。
最近はまた平和な日々が続いて、イレギュラーの出現率も低下。
その日も軽い散歩とパトロールも兼ねて、普通のアーマーではなく、そのアーマーを選んだ。
走ると背中の出力口からキラキラと紅く光り俺の後をつけてくるマフラーみたいなのもお気に入りで、
散歩だというのに思わず走りたくなってしまう。

ゼロとカーネルの思い出のあるあの雄大な木のそばを通り、街の大きな道路を歩く。
親子や恋人同士が笑顔で並んで歩くのを眺めながら、束の間であっても、平和になってよかったと心で思う。

ちょうどその道に差し掛かったとき、小さな悲鳴が聞こえた。

目をやるとそこは狭い狭い裏路地。
センサーを研ぎすますと女の人一人の声と、レプリロイド複数体の声。
俺は狭い路地を走って声のする方に向かった。

「イヤッ、やめてください!!・・・誰か、助けて!!」
息も絶え絶えな女の人の声。きっと長い間追いかけられていたのだろう。
「こんなところで叫んだって誰も来やしねぇよ!!ギャハハハ!!」
その発言の後に複数の笑い声がする。
『・・・集団レイプか・・・?!』

ここ最近、M型レプリロイドが女の人を襲う事件が多発している。
なんでも最近のレプリロイド研究で、『レプリロイドに性欲を持たせ、もっと人間に近いものを作り出す』
というものが出回っている。
事実、研究で人口の精子の開発が数年前から研究されていて、はじめの頃はラットの実験で
足の不自由なものが出たりとしたものの、今の技術によりその精子も完全なる生き物を
作り出せるように改良されている。
関係のない話だけど、俺とゼロもこの研究に協力したことがある。それはまた別の話だけど。
『イレギュラーになればその性欲回路だって暴走する。特に最近のは人間の性犯罪者のソレに似て悪質だ・・・』
レイプも、精神的苦痛が残る。でもレイプが発展してしまえば・・・。
『・・・殺人も、レイプも、許される行為じゃない・・・!!』
俺は素早くビルを駆け上り、更に奥へ奥へと進んだ。

「やだっ、やだぁああああああああ!!!!!」
「オラッ、抵抗しないで早く股広げろよ!!」
「やめろ!!」
間一髪、女性に手を挙げる前に一体を蹴って遠ざける。
「大丈夫ですか?!」
彼女の肩を抱いて近くに落ちていた本人のものであろうコートで体を覆う。
「あ、あう・・・!!」
恐怖で顔が引きつっている。
彼女を抱え上げて上に逃げるか?
しかし彼女の安否を確認している間に周りを囲まれてしまった。
このアーマーでは高く飛べない。
「ん?イレギュラーハンターとやらの一人じゃないか?」
一人が指を指して言う。
「こんなヤツいたか?」
複数が口を揃えて言う。
アーマーが普段のものではないし、本当に散歩と軽いパトロールをするつもりで、メットを置いて来た。
俺の素顔なんてベース外の人間やレプリロイドは見たことがない。
しばらくして一体・・・多分リーダーだろう。近寄ってきた。
「一人で飛び込んで来て、俺等に勝てんのか?その女庇いながら」
「何事もやってみなきゃわからないだろ?」
と、強気で言ったものの・・・実は結構ピンチだったりする。
さっきも言ったけど、このアーマーで高く飛び上がることは出来ないので、
「周りのレプリロイド達を飛び越えて壁を登り逃げる」と、言う簡単な行為すら出来ない。
パワー型のこのアーマー、蹴散らす為にモードを切り替えてもいいが、まだ実際には女性に手を出していない分、
処分も出来ないし、そんな光景を女性に見せるわけにはいかない。
あれこれと考えていると、リーダー格がまた一歩歩み寄り、しゃがんでいる俺と目線を合わせる。
「女は逃がしてやってもいいぜ?」
「?!」
突然の言葉に驚く。
「そんな弱ってる女、手なんか出せないよ・・・」
立ち上がりまた一言。言っていることは改心しているように思えるが、目は明らかに俺と女性見下す。
「・・・一人で逃げられますか?」
そういうと少し落ち着きを取り戻したのか、彼女はこくりとうなずいた。

周りのレプリロイドにニヤニヤと眺められながらではあったが、彼女は無事この裏路地から脱出して行った。
「・・・アンタなんで残ったんだ?」
またリーダーが話しかけてくる。
「君の言葉、俺はちゃんと聞いてたよ。女『は』逃がしてやってもいい・・・つまり、
 俺には残れってことだったんだろ?」
軽く身構えて答えを返す。リーダーはニヤリと笑う。
「ほー・・・アンタ頭のいいイレギュラーハンターなんだな・・・ますます気に入ったよ」
「・・・」
「綺麗な顔だしな・・・さっきの女より全然いい・・・」
ゾッ・・・と、背筋に悪寒が走る。
展開はわかっていたが、まさか本当にそうなるとは思ってもいなかった。
「・・・俺が暴れないとでも思ってるのかい?」
そう威嚇すると周りが笑い始める。
「暴れても逃げてもいいさ、そのかわり他の女捕まえにいくぜ?」
「・・・」
「大人しく体預けな。そしたらこっちだって悪さしないんだから」
「・・・わかった」
被害者が出るのはよくないと思い、逃げるチャンスをうかがって逃げようとも思い、大人しく従うことにした。

数十体いるであろうレプリロイドに囲まれた。
そのど真ん中、俺はあぐらをかいて大人しく待つ。
「これで縛れ」
そういって出て来たものに俺はこの先に逃げ道がないことを悟る。
「・・・電子拘束具・・・!!」
イレギュラー化したレプリロイドの力は、俺たちイレギュラーハンターでも押さえつけられないくらい
強くなっていることが多い。
そんなヤツラを動けなくするのがこの電子拘束具。
一体が持っていたのは腕を拘束する為のものだった。
「そ、逃げようと思ったんだろ?どうせ・・・通信も入れられないさ、残念だったな」
背中で腕の自由を奪われ、ヴン・・・という電子音が聴覚器に入る。
「じゃ、とりあえず脱がすか」
このかけ声で、大柄な二体が俺の足を両側に開脚させ、ベルトを強引に引きちぎる。
ベリッと言う少し高い音と共に、俺の下半身が露になった。
「いい眺めだな、ハンターさん。俺等と違って人口皮膚貼ってるのか・・・リアルだな」
ニヤニヤと周りの目線が俺の露出された下半身に集まる。
「じゃあまず俺のとこまで這ってこいよ」
リーダーが積み上げられた箱に座り、周りを取り巻くレプリロイドたちが俺とリーダーの間に道を作る。
俺は抵抗などせず、言われた通りに這ってリーダーの足下へと向かう。
「おい腰あげて這えよ」
「イレギュラーハンターめいい気味だぜ」
「もっと早く移動しろよ!」
途中で脇腹を蹴り上げられ空気を絞り出される。
人間ではないから、空気も何も無いのだけれど。
苦しくないと言ったら嘘になる。
咽せながらも、蹴られたりしながらも、俺は大人しく這って行く。
リーダーの足下につくと、髪をつかまれ、強制的に顔を上向きにされる。
「ずいぶんと大人しいな・・・実は内心酷い扱いをされて喜んでるんじゃないのか?淫乱なハンターさんだなぁ・・・」
ニヤニヤしながらそういうと、股間をまさぐりグロティスクな一物を頬に突きつけられた。
そこだけが人工皮膚で出来ており、機械の体から人間のソレと変わらないモノが生えているという歪な光景が
目に映る。
「ずいぶんと立派なモノつけてるんだな・・・」
鼻で笑うように言うと更に強く髪をひっぱられる。
「っ・・・!!」
「褒めてくれてありがとよ・・・俺だけじゃない、周りの奴らのも褒めてやってくれよ」
「・・・」
恐る恐るあたりを見回すと、一体一体に不気味で不釣り合いな一物が生えている。
機械の体にリアルな肌色のソレ。
「褒めてくれたご褒美だ」
ぐっと再度髪を引かれ、わずかに開いている俺の口にそのソレをぶち込まれる。
「うぶっ?!」
色形はリアルでも、味はゴム独特の渋さ、口に油臭さが広がり鼻を抜けていく。
「・・・」
「そら、舐めるか頭動かすかどっちかしろよ」
リーダーは言うが、俺はただじっとリーダーの目を見据え、動かなかった。
「・・・チッ」
後頭部をつかまれ激しく口内を犯される。
「んぶっ・・・ぶぉっ・・・ぶっ・・・」
気持ち良さそうにしているリーダーの顔を、俺はただ見ていた。
何もせず、このまますぐにでも終わることを願った。

数分間口内を犯されている俺の体に一体が気づく。
「なんだ?コイツチンコ勃ちもしねぇのかよ」
「あん?」
リーダーは手を止めて俺の一物を見る。
「体がまだ強張ってんだよ、その内勃ってくるさ・・・あぁ、それともこれじゃ足りないのかな?」
そういってリーダーは俺の背後にいた一体に指示を出す。
聞き取る余裕は無かったが、すぐに何をされるのか理解する。
「ん?!・・・んぶんんんんんんぅうんん!!!!!!」
慣らしも何も無く、突然アナルに圧迫感を感じる。
そのあとは音は無いが、ズブズブと乱暴に入れられる感覚が背筋を通り思考回路を不快感が支配する。
「んんぅっ・・・んぉっ・・・!!」
侵入して来たレプリロイドの腰が俺の尻に密着し、ひんやりと冷たい感覚が走る。
その感覚を不快に感じる余裕も無く、すぐに乱暴なピストン運動が開始される。
ビリビリと下半身に激痛が走るが、声を出そうにも口にイチモツが入っているので出ない。
人工皮膚で出来た俺の体はそれなりに人間に近い肌触りをしている。それにレプリロイドの表面がぶつかり、
生身の人間の肌を鉄板で叩く様な、バシンバシンと言う異様な音がビルの間に響く。

後背位のまましばらく犯され、口も相変わらずリーダーの一物を乱暴に突き立てられている。
電子拘束具のせいで俺は抵抗することもできず。
それでも俺は不快感と戦いながらリーダーをただ睨んだ。
「うあ・・・俺もうダメ・・・!!」
背後から声がしたと同時に、疑似精液が大量に体の中で放出される。
「俺もだ・・・うっ!!」
口の中の一物も同時にはじけ、口の中に油臭いモノが広がる。
「出すなよ、全部飲み込め・・・!!!」
瞬時に口から一物を引き出され、口を塞がれる。
大人しく飲み込んだが、酷い味だ。
「?!リーダー!!コイツまだおっ勃ちませんよ?!」
俺の一物を見て一体がまた声を上げる。
「強情なんだよ・・・我慢出来る体持ってるんだな」
顎を持ち上げられ笑われた。それに対し俺は口の端を持ち上げ
「強情?我慢?勃たないのはお前等がへたくそだからに決まってるだろう」
と笑い飛ばした。

ドカッ。

その蹴りは、俺の鳩尾に入った。
「うぶっ・・・うぼあぁあああああっっ・・・!!!!」
タパタパと音をさせ、俺の口と鼻から先ほど飲み込んだ疑似精液が溢れ出る。
「調子に乗っちゃ行けないよハンターさん・・・もっと酷いことになるぜっ!!」
今度は顔面を殴られる。
そのパンチが左目に入り、視界の片方が真っ暗になった。
さらに乱暴に持ち上げられ、仰向けに投げ捨てられる。
「ごぶっ・・・ぷあ・・・っ・・・」
口から残りが溢れ出て、痛みで俺は転げ回った。
「そんな悪い口をきくハンターはお仕置きだ・・・みんなで犯れ」
かけ声の後、複数が一斉に俺に乗りかかる。

そこからは長かった。
顔に疑似精液をかけられ、次から次へと口も犯される。
一体が果てたかと思うと、すぐに次の一物が挿入され、激しく揺すられる。
結合部分からは何度も出された疑似精液があふれ、卑猥な音を立てて。
言うことを聞かないと殴られ蹴られ、顔も体も傷だらけになった。
顔、髪、胸、腕、腰脚尻アナル・・・かけられるであろうところがすべて白く汚れてゆく。

数時間は経っただろう。最後の一人が達し、俺の顔面が再度白く塗られる。
「フフッ・・・まだ勃たないんだ・・・アンタインポってやつか?」
腕を組んだリーダーが歩み寄る。
俺は体がだるくて動かない。声ものどの奥でべたつく疑似精液のせいでマトモにしゃべれない。
ぼーっとした目で、俺はリーダーを見上げる。
『・・・ちら・・・ロ・・・エッ・・・おうと・・・』
かすかに聴覚器に入る雑音。少しずつはっきりと聞こえてくるようになり、俺は青ざめる。

『こちらゼロ。エックス、応答してくれ、大丈夫か?』

「さて、どうしようかな・・・?おい、ヤり足りないヤツいるか?」
「・・・しろ・・・」
「あ?なんだ今の声は」
「・・・自首・・・し・・・て・・・」
のどのべたつきを無理矢理唾で飲み下し、声を振り絞って俺は話す。
「あぁ?なんだよハンターさん、あんた犯された身だぜ?」
髪をつかまれて引き上げられる。リーダーの顔の所まで持ち上げられ、顔にかかった疑似精液を舐められる。
「犯されて回路可笑しくなったか?」
「・・・たしかに・・・犯された身としては、こんなことを言えば気が可笑しくなったんじゃないかと思われるだろうな・・・」
俺は自力で立ち、リーダーの顔を見る。
「もう一度言う・・・自首してくれ・・・それか遠くまで逃げ延びることだ・・・」
「プッ・・・アッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!」
俺の言葉に吹き出し、周りのレプリロイドたちが笑い出す。
「アンタホントに大丈夫か?!さっきの頭のいいハンターだとは思えないね!!」
俺の顎を持ち上げ言葉を続ける。
「なんだ、誰か怖い人でも来んのか?」
「・・・やなんだ・・・」
「あん・・・?」

「今さっきまで動いていたものが・・・目の前で処分されるのを見るのは・・・俺は嫌なんだよ・・・」

「あ・・・アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!」
持ち上げられた顎を今度は乱暴に捕まれ、地面に叩き付けられる。
「ぐぁっ!!」
「馬鹿かアンタ!!よくハンターやってられるなぁ?!えぇ?!オイ!!」
ゲタゲタと下品な笑い声をあげ、また俺の髪をつかんで持ち上げる。
「そんなこと言って、ホントはもっと犯されたくなっちまったんじゃないのか?!ド淫乱なハンターだな!!」
「・・・」
「・・・おい、何目ぇつぶってるんだよ!!」
「俺は・・・これでも逃げる時間を与えたつもりだ・・・」
「は?何言って・・・」

空気を切る音。

ドサッと言う鈍い音。

バチバチと言う火花の音。

そして焦げ臭い匂い。

俺は恐る恐る目を開ける。
やっぱり彼が立っていたんだ。
金の髪をたなびかせ、鬼の様な形相で。
紅い彼が。

「ひっ・・・!!リーダーが・・・!!!」
やっぱりリーダーがやられたんだ。彼の陰で見えない。
「こ、コイツ!!イレギュラーハンターの・・・!!!」
「紅い鬼神だ!!!」
悲鳴とともに逃げ惑う足音。
「・・・エックス・・・」
「・・・」
「・・・見たくないなら目をつむれ・・・」
「ゼロ・・・」
「・・・今回の件に関して、俺はお前の要求を飲む気は毛頭ないからな・・・!!!」

そこで俺は意識を手放した。


気がつくと、俺の周りには残骸が有った。
「レプリロイド」であった「鉄クズ」。
壁一面にはオイルがべったりとこびり付いている。
あぁ、すべて終わってしまったんだと悟る。
逃げていれば、俺が捕まえに行ったのに。
処分されず、電子機能を組み替えるだけで済んだのに。
また意識が遠のいた。

次に気がついたときは、彼の腕の中、アディオンで風を切り、ハンターベースに向かっていた。
彼の顔を見上げると、不機嫌な面持ちで前を見ている。
「・・・ゼロ・・・?」
「・・・お前、ヤツラに逃げろと言ったのか・・・?」
運転しているからだろう。彼は顔を合わせずに聞く。
「・・・回路を元に戻せば・・・彼らはまた普通に生きていられたんだ・・・」
「お人好しにもほどが有るぞ・・・」
顔と同じ不機嫌が混じった声。
俺はただ大人しく彼の腕の中でうつむいた。
「・・・声一つ、あげなかったんだってな・・・」
また聞かれる。
「・・・俺は君以外のヤツに体を開いて喘ぐつもりは無い・・・今回は開くところまではされたけど・・・」
「イチモツも勃たなかったって一体言ってたな・・・即座に処分したが・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・勃たせる訳が無いだろ、今言った通り、俺は君以外で勃ったり、喘ぐつもりはないんだ」
「・・・そうか・・・」
そこで会話が途切れ、ベースのアディオン倉庫へと俺等は入って行った。

足腰が立たなくなった俺を抱え、ゼロは俺の部屋につれて来てくれた。
そのまま備え付けの洗浄カプセルに二人で入り、体を洗ってもらう。
「・・・ひでぇな・・・」
髪は疑似精液のせいでバリバリに固まり、左目と顔、体の所々が変色してはれている。
さらに擦り傷や切り傷もあり、お湯がかかるたびにびくびくと体が痛みで跳ねた。
唇も切れていたらしく、顔にお湯がかかると唇も痛かった。
「いちちっ・・・」
「中の骨格とかはやられてないか?」
「自己点検ではオールグリーン・・・痛みは有るけど、折れてたりはしてないと思うよ」
「そうか・・・」
ゼロは相変わらずの不機嫌顔で、俺の体を洗う。
「・・・こっちも綺麗にしなきゃな・・・」
そういってゼロは俺の下のクチに指を入れる。
「ひっんっ・・・!!」
だいぶ緩くなっているソコは何の抵抗も無く、ゼロの指を3本飲み込んだ。
ぐっ、と中で指が動き、中からごぽごぽと疑似精液を掻き出される。
「んん・・・んあぁ・・・」
俺はそこでようやく声を出し、ゼロにしがみつく。
ゼロはそれを見て乱暴に中を掻き回した。
水の流れと共に白濁とした液体が流れ出て行く。
「あ・・・ゼロ・・・だめ・・・っ・・・」
「いいのか?俺以外のヤツの液体が詰まってるんだぞ、お前のケツ・・・」
そういいながら更に激しく指を出し入れしながら掻き出された。
「ふぁっ・・・あ!!ゼロ、だめぇっ・・・!!!」
さっき犯されたのとは違い、ゼロの指が動くたびに甘い痺れが背中を走り、思考回路を刺激する。
ガクガクと震える腕で、俺は強くゼロの腕にしがみつき、なんとか呼吸を整えようとした。
でもゼロはおかまい無しに俺の好きなところを指でつついてくる。
「ゼロッ・・・ぜろぉっ・・・!!」
「・・・」
「これ以上はッ・・・だめっ・・・俺・・・ゼロが欲しくなっちゃうから・・・!!」
「・・・あんなことされた後なのにか?」
ぴたりと指を止めて俺の目を見てゼロが言う。
「・・・あんなことされた後だから・・・君にこの不快感を消して欲しくなるんだよ・・・?」
ゼロの胸に顔を埋めて俺は答えた。

顔に出さなくても、喘がなくても、犯されたという事実だけが体に残る。
それを浄化して取り払えるのは、俺が好きな君にしかできないに決まってるじゃないか。

「ゼロ・・・やだよぉ・・・他のヤツの感覚が残ったままなんて・・・」
「・・・」
「・・・あ・・・嫌だったら・・・いいよ・・・んむっ」
唇を塞がれて。
「・・・」
ちゅうちゅうと舌を吸われ、唇が離れる。
「嫌な訳が無いだろう・・・俺だってお前が犯されたのを黙っていられるか」
強く抱きしめられ、耳元で囁かれる。
ゾクゾクと体が震え、熱を持ち始める感覚が全身を襲う。
「でも、先に体洗ってからな?それから、少しお湯につかるといい。カプセル内に張るから、中で少し休め」
スポンジをとり、ゼロはそういいながら俺の体をまた洗い始めた。

体、髪の毛も洗ってもらい、お湯の張られた水中カプセルの中でぼーっとカプセルの外を眺めた。
少し視界が歪んでいるが、ゼロが俺の方を見ているのが見えた。
なんだかその視線が気持ち良くて、俺は水中カプセルの中で全身を包む暖かいお湯に抱かれながら、
少し、眠りについた。

眠りから目が覚めカプセルからでると、だるかった体が少しだけ元気を取り戻した感じがした。
「お待たせゼロ!」
俺は服を着込み、元気良くゼロに挨拶すると、ゼロはまだ不機嫌ながらも、少しだけ目元を緩ませた。
「あぁ・・・体は少しは楽になったか?」
「うん!!ありがとうゼロ。体洗ってくれて・・・」
にこっと笑うと、ゼロも少し機嫌が良くなったのか、柔らかく笑ってくれた。
「腹は減ってないか?なんかとるぞ?」
「うぅん、今はいいよ・・・えと・・・」
「ん?どうした?」
「今はゼロがそばにいてくれればいい・・・そばに座っててくれれば、他は何もいらないから・・・」
「・・・あぁ、わかった」

二人でベッドに座り、しばらくテレビを眺めていた。
でも俺の方が疲れて眠くなってしまったみたいだ。
気がつくと俺はフワフワと空を飛んでいる感覚を感じた。
気持ちいいなぁ・・・と思っていたのも束の間。
突然体に落下する圧力がかかり、地面に到達したのだろう。腰に激痛が走った。
「ぁいっ・・・!!!」
腰をさすろうと腕を上げ・・・
「・・・腕が上がらない・・・?!」
驚いていると体の上に気配を感じた。
そして突然。
「アッハハハハハはハハはははハははハハハハはははははハはハハハハ!!!!!!!!」
左右に裂けたレプリロイドが俺の上に乗っている。
「ひっ?!」
「頭ノいーハンたーちュわぁあアああアアアああんんんんンンンッッ!!!まタお菓子にキたZeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!」
ソレは裂け目がくっついてゆき、さっき見たレプリロイドへとなっていく。
さらに気を取られていると、周りから腕がはえ、俺の体を掴む。

置かせ犯せ侵せ於かせ冒せ措かせ置かせ犯せ侵せ於かせ冒せ措かせ置かせ犯せ侵せ於かせ冒せ措かせ

頭の中に響く言葉。全身が固まり動けない。
目の前には先ほどとは比べ物にならない大きな一物が、俺を突こうとあてがわれる。
いやだ、もうあんな目に遭うのは・・・!!!
「いやっ・・・いやだぁああああぁああぁああああぁああああああああああ!!!!」
「エックス!!」
ハッとし声のする方を見る。
「大丈夫か?!」
次には抱き寄せられ、温もりを感じて顔を上げる。
「・・・ぜろぉっ・・・!!」
「魘されてたぞ・・・大丈夫か?」
頭と背中をぽんぽんと叩かれ、俺は少しずつ気分を落ち着かせた。
「・・・どうしたんだ?」
「・・・また・・・犯されそうになって・・・」
「・・・そうか・・・」
そういってゼロは俺の額にキスを落とす。
目をつぶって受け入れると、瞼、目尻、鼻、頬とキスされる。
最後に軽く、唇が重なった。
「ん・・・ゼロ・・・」
ゼロはそのまま俺の服に手を入れ、胸を愛撫する。
「あ・・・ん・・・」
「・・・このまま・・・」
ゼロが口を開く。
「このまま、お前を犯してもいいか・・・?その不快感を、俺の感覚に書き直してもいいか・・・?」
両方の胸を愛撫され、耳元で囁かれて。
また甘い痺れが全身を包み、体が震え上がる。
「ふぁ・・・ゼロ・・・」
今度は上をすべて脱がされ、胸の突起を舐められ吸われた。
「あ・・・あ・・・っ」
俺はゼロの頭を抱きかかえ、その快感にますます体を熱くさせる。
コリッとソレを甘噛みされ、腰ががくんと揺れた。
「や・・・あ・・・ゼロッ・・・」
息が乱れて苦しくなる。でもそれが気持ちがよくて俺は好き。
ゼロの舌は胸から下につつっと下がって行き、所々に紅い痕を残す。
複数回痕をつけた後、俺のズボンを下着ごと引き下ろす。
「あ・・・」
何も言わずにゼロはそこを口に含み、乱暴に吸い上げて来た。
「あ?!やっ!!・・・ゼロ・・・!!ひんっ・・・!!!」
ジュボジュボとイヤらしくて豪快な音。その音だけでイきそうになる。
ふと吸引をやめて、ゼロが俺の耳元まであがってくる。
「どう・・・気持ちいい?」
甘く低い声で囁かれ、俺は体をガクガクとふるわせた。
「はんっ・・・ゼロ・・・耳元で囁いちゃ・・・!!」
「イっちまうの?いいよ、俺の手で受け止めてやるし・・・俺の声だけでイくお前が見たい・・・」
「うっ・・・ゼロぉ・・・」
「ん?・・・何だ、エックス・・・」
「いひっ?!」
ゼロの声に弱い俺は、もう触られてもいないのに激しく愛撫されているかの如く全身を捩らせる。
「名前っ・・・囁いちゃダメだって・・・いつも言ってるのに・・・」
「それってもっと囁けってことか?・・・エックス・・・愛してるよ、エックス・・・」
端から見れば、今の俺たちは不思議に見るだろう。
ゼロは本当にどこも触っていない。ただ俺の耳元で俺の名前を呼んでいるだけ。
俺はその声だけで体を痙攣させる。
「ほら、手出しておいてやるから・・・早くイけよエックス・・・」
「だめっ!やだぁっ・・・!!」
その直後。
ゼロは俺の耳元に軽く、でもすごく妖艶なため息をかける。
「あっ?!あぁっ・・・!!」
体が大きく痙攣し、俺はゼロの手の中に白い液体をまき散らした。
「・・・そんなに俺の声が好き・・・?」
イったばかりなのに、ゼロがまたその色気のある声で囁く。
「ゼロッ、もう駄目、またイっちゃうから耳元で囁くの禁止!!!」
むぎゅっとゼロの顔を向こうへ押しやる。が、すぐに腕をつかまれ体を丸め込まれてしまった。
「好きなだけ俺の声でイっちゃっていいのに・・・なんで拒否するんだよ・・・」
囁かれた上に耳を舐め上げられる。またイきそうになるのをぐっとこらえた。
「や、やだってば!!だったら俺、ゼロと一緒にイ・・・きたい・・・なぁ・・・?」
言ってる途中で恥ずかしくなり、声が小さくなって行く。
それを聞いてゼロはニヤリと口の端を持ち上げた。
「それってもう俺のが欲しいってこと?俺の前ではホント、淫乱だよな・・・」
「そ、そんなことない!!・・・そんなこと無いよぅ・・・」
もごもごとしゃべるとゼロは声を殺して笑った。
「わかったわかった、じゃあほら、俺の為に脚開いて・・・?」
ゼロにそう言われ、俺は素直にゼロの言う通りにした。

「ふあ・・・あ・・・ゼロ・・・もっと・・・っ」
指が3本まで入り、こねくり回すように中で暴れる。
俺はゼロのが入りやすいように、ゼロのを口に含んで滑りをよくしている。
「・・・なぁ・・・エックス・・・」
ふと下への愛撫が止まり、ゼロが俺の名前を呼ぶ。
「ぷは・・・ん?どうしたの?ゼロ」
ゼロのを口から抜き、口の周りの唾液を拭きながら聞き返す。
「まだ・・・犯された感覚って・・・残ってるのか?」
さっきの柔らかい声とは違う、不機嫌そうな声がゼロの口から漏れる。
「え・・・うん・・・奥の方が・・・少し・・・」
忘れていたけど、ゼロの一言でまた背筋に悪寒が走る。
その感覚が嫌で自分自身をぎゅっと抱いて落ち着かせようとした。
「・・・こいよ、エックス」
ゼロが俺の手を引いて俺を招く。
俺も急いでゼロの胸に顔を埋め、抱きしめてもらった。
「・・・ゼロが思い出させるから・・・」
「あ・・・悪ぃ・・・」
一層強く抱きしめられる。ふわふわ暖かくて気持ちがいい。
「・・・ゼロ・・・」
「ん?」
「・・・続きしてくれよ・・・俺・・・体の奥が気持ち悪い・・・」
さっきのことを思い出して。体の奥がうずく。
そのうずき方も、不快の一言で。
気持ちが悪い、気持ちが悪い。
「・・・じゃあ、このままさ・・・」
くっと顎を持ち上げられる。
「ほら、俺のもう準備できてるし・・・あとはお前のタイミングで腰落としてくれよ」
そう言ってゼロはゼロ自身を俺の下にあてがう。
「ん・・・」
入り口にこすりつけられるソレはすごく熱くて。
腰を落とせと言っておきながら、ゼロはソレがギリギリ入らないように手で動かす。
そのままさらに俺の入り口にゼロのソレをこすりつけられる。
「・・・ゼロ・・・」
「ん?どうした?」
ニヤニヤと笑いながらゼロが俺の目をまっすぐに見つめる。
その目の輝きはとても深く妖艶なサファイヤブルーのようで。
「俺のタイミングで・・・していいんでしょ・・・?」
早くゼロがホシイんだよ?
「あぁ、そうだよ?」
すごく綺麗な笑顔を見せて。
「焦らさないでよ・・・」
「ん・・・」
顔が近づいて、唇が重なる。
「・・・ん?!」
唇が重なり一点に集中したのをいいことに、ゼロ自身が割って入ってくる。
「んんぅっ!!!」
「何?欲しかったんだろ・・・?」
そのまま乱暴に奥へと突き立てられる。
「んあぁあっ!!!」
全身に強く甘い痺れが駆け回る。
全部入ったのを確認したゼロは、下から激しく突き上げる。
「いっや!!あ!!ゼロ!!激しっ・・・!!ひぃっ!!」
「でもっ、こうでもしないとっ、気持ち悪いのっ、取れないだろ・・・っ?!」
静かな部屋の中で、俺とゼロの身体のぶつかり合う音とイヤらしい水音。
ぐちょぐちょと俺の聴覚を責め立てる。
「ひっ、ひっ、あ!!ゼロッ、ぜろぉ!!」
「どうだエックスっ・・・気持ち悪いのっ・・・取れたか・・・?!」
不快だと感じていたところを激しくかき回されて。
「んっ!うんっ!!ゼロのっ気持ち悪いところっかき回してくれてるよぅっ・・・!!」
そう告げるとゼロはニコリと子供みたいに笑った。
「もっとよくしてやるからなっ・・・!!」
入ったままぐるっと向きを変えられて、背中を押されて四つんばいにされる。
腰を乱暴につかまれてそのままさっきよりも激しく奥を責められていく。
「はっ、ひっっ!!」
俺の頭は朦朧としていた。
それでもまだ身体を激しく揺さぶられ、奥をかき回される。
気が遠くなりそうだ。
でももう不快感はない。
代わりにあるのは安心感。
ふとゼロの動きが止まったかと思うと、今度はそのまま抱え上げられ、ゼロ自身がもっと奥に入っていく。
「あっああぁっ・・・!!!」
そしてまた激しく突き上げられる。
「ゼロぉっ・・・だめぇっ・・・!!!」
「・・・やっぱりっ・・・俺の前だと可愛いな・・・お前っ・・・」
「ふっあ・・・?」
うまく聞き取れなくて、聞き返そうとしたが、下からの快感で口からはまともな言葉が出てこない。
「エックスッ・・・お前はぁッ・・・俺のモンだよなぁっ・・・!!!!」
一層卑猥な音が俺の頭を支配していく。
「ゼッロッ・・・!!あ・・・!!」
俺はゼロの問いに激しくうなずいて答える。
「ゼロッ、もうだめ、俺イっちゃうっ・・・!!」
「あぁっ!!俺も・・・お前のケツで・・・っっ!!!」
「ひ、あ、あ・・・!!ゼロッ、イくっ!!イっ・・・!!」
気分が高まったその瞬間。
俺は自身から熱を吐きだし達した。
ソレと同時にゼロも、俺の中で熱を吐き出す。
そのままふっと気が遠くなり、暖かく気持ちのいいゼロの腕の中で意識を手放す。

「ねぇ、ゼロ」
「ん?」
お互い数時間後に意識を取り戻し、気持ちがいい気怠さに身体を覆われつつ、何気なく話していた。
「俺が襲われてたの、よく分かったね」
ゼロの髪を軽く弄りながら聞く。
「あぁ、お前が助けた女が通報入れてくれたんだよ、私のせいでハンターさんがって」
その話はもういいだろうと言いたそうな顔で答える。
「そっかぁ・・・あの人大丈夫だった?怪我とか、してなかったかい?」
「・・・あのな・・・」
更に質問するとゼロが俺の頭をワシワシとなで回した。
「お前少しは自分の心配しろよ、いくら何でも代わりに犯される必要性は無かったんじゃないのか?」
「で、でも、やっぱり俺はアイツらを倒すことなんてできなかったし・・・人間の女の人は繊細で傷つきやすいって
 言うから・・・」
「・・・」
「・・・処分する瞬間なんか見せられないし・・・」
「・・・はぁ」
大きなため息をつかれる。
「あとな、お前なんであのアーマーで出て行ったんだよ・・・いくら軽いパトロールといっても、あれじゃあ・・・」
「だって・・・」
俺は口ごもりながらも、ゼロに自分の心の内を伝える。
「だって、ゼロあのアーマーの俺はカッコイイって褒めてくれたじゃないか・・・それに、あの背中の出力口からでる
 紅いキラキラ、キミと一緒に走ってるみたいで・・・」
「・・・」
ゼロが眼を丸くしてポカン、と俺を見つめてくる。
「あ、あとね!!アレの出力イエローに変えるとキミみたいに長い金髪なびかせてるみたいで・・・俺は好きなんだ!!」

・・・間。

クスクスとゼロがお腹を抱えて背中を向けてしまった。
「あ!!な!!なんだよ!!俺はキミが大好きだから!!だから・・・!!」

今の俺の顔は真っ赤になっているだろう。
恥ずかしい。でも俺はゼロがそれくらい好きで、大切なんだ。
だからパトロールでも。あんな事が起きるであろうと推測できても。
キミがいいと言ってくれたこのアーマーをまとって街を歩けば、何でも出来ると思えたんだ。
だから、レイプされても恐くなかった。キミが好きだと言ってくれたこのアーマーが、
俺の『心』を守ってくれていたから。

「わかったわかった、だからそれで出て行ったんだな」
眼に涙をためてクスクス笑うゼロは、俺と一緒の時だけしか見せない、子供のような顔で笑ってくれた。
「そうだよ!!なのにゼロ、笑いすぎだよ!!」
バスバスと枕をゼロに叩き付ける。

ねぇ、あのときキミは居なかったけど、
あのアーマーを似合うと言って、その気はなかったんだろうけど、俺の『心』を守ってくれてありがとう。
次にパトロールに行くときも、危険でも俺はあのアーマーでキミと一緒の気分で、出かけるからね。



2007.02.06 SEIYA-KOUNO
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なんて言うかですね。
とりあえず最後までご朗読ありがとうございました。
ウチのエックスはゼロの前では偉い甘えんぼですが外に出たらこんな感じです。口調はまんま漢。
書いてる途中で「お前等がヘタクソ(ry」のところを読み返すと「あれ?ゼロ?」とか
書いた本人が混乱したりしましたが。
レイープされても声一つあげない表情一つ変えない後輩萌です。そして心の余裕無しでとにかくデストローイな
先輩も大好きです。
あ、そうそう、ここに書いてある「人口精子」の話、実話なんですよ。
ロシア?ドイツ?かどこかで実際今研究中で、ラットに体外受精させたところ、
ちゃんと赤ちゃんが生まれたらしいのですが、自力で立てないなどの訳ありラットが複数誕生したらしいです。
ロックマンXという世界自体がこれから先の話なので、レプリロイドによるレイプ犯罪なども発生するんじゃないかと
今日一日でそんな設定ができあがった。


ってかまさか一日で書き上がるとは思っても見なかったけどな・・・!!

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